頑張ることをやめてみる。

いくつもの学校を転々とするアラサー教員のメモ

スクールカースト

ご存知ですか?
ほぼ100%の学校にあるスクールカーストという現状。
まぁ、悪いですけどこれは100%無くなりません。何故なら大人社会にカーストがあるからです。

 

カースト

カーストとはもともとヒンドゥー教身分制度のことです。

紀元前にインドを征服したアーリア人が先住民を肌の色で差別したのが始まり。上からバラモン(司祭)、クシャトリヤ(王侯・戦士)、バイシャ(商人)、シュードラ(隷属民)に分けられ、その下に不可触民がいる。インド憲法カースト差別を禁じる一方、インド政府は不可触民を「指定カースト」、シュードラなどを「その他後進諸階級」と認定し、優遇策を講じているが、日常的な差別は解消されていない。
(2010-12-16 朝日新聞 朝刊 2外報)

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現在はインドでも法律で禁止されているため形上はありません。もちろん、日本もこんな制度元からありません。

 

しかし近年話題になっています。

特に学校現場ではスクールカーストと呼ばれ、生徒を分類し、それがいじめなどにつながっていると言われています。

国の偉い人や自称教育評論家の方々はこんな制度がなくなっていかないといじめなどは無くならないと訴えています。

 

◉大人の背中を見て育つ。

最初に書いた通り、僕はスクールカーストなんかは無くなるわけがないと思ってます。

なぜなら、大人社会にカーストがあるからです。

子供は親の背中を見て育つと言いますが、本当にこれに限ります。

大人社会にまかり通っていることを子供社会だけにダメと言っても伝わるわけありません。

 

もう1つ無くならない理由があります。

それは多くの教員が楽と考えるからです。

 

カーストを利用する教員。

カーストがあるとなぜ楽なのか。

それは教員がやらなくとも、生徒自身でグループ分けをしてくれるからです。

教員は授業にしろ、HRにしろ、生徒自身が作り上げたグループを利用すればいいだけなんですから。

こんなに楽なことはない。本来混じらないであろう人間を混ぜずに済むのだから。

 

こんなことに甘えているから学校という場所では上位にいるとされるグループがより力を持ってしまうのです。

結果、いじめ、自殺につながっていってしまうのです。

 

◉概念を変える。

ではどうするか。

別に分かり合える人達でグループを作ることは何も悪くない。それに優劣をつけるのがいけないのです。

子供は大人を見てます。まずは大人である教員が優劣がつくような行動を避けるべきでしょう。

 

さらに教員はカーストを利用しないことです。いい意味で生徒を無視する必要があります。

授業は仕事なんかと変わりません。嫌なことも受け入れさせないといけない場面があります。

ただ相手は子供です。少しでもフラットに出来るように大人の目を切らしてはいけません。

 

原発いじめで被害の男子生徒が横浜市長あてに手紙「どうして…」 - ライブドアニュース

毎日のようにいじめのニュースは出ます。

残念ながら日本の教育現場は変わってません。

現場の教員は頑張ってますが、現状頑張りの方向性が変わっています。

早く生徒にその頑張りを向けられるようにお国が変わってくれないと、どんどん教育は疲弊していってしまうでしょう。